1. HOME
  2. ブログ
  3. へそでつながるあなたとわたし、いまむかし 映画編

へそでつながるあなたとわたし、いまむかし 映画編

夏川りみさんが歌われている有名な曲「涙そうそう」ご存知でしょうか?
この曲をモチーフに作られたのが長澤まさみさん、妻夫木聡さんが出演される映画「涙そうそう」です。

お兄ちゃんのために、妹のために、
お互いを想い合う兄妹愛が描かれている感動ストーリーになっています。

2006年に公開された映画で舞台が沖縄なので、
今とは違った沖縄、那覇の風景も楽しむことができます。

2006年となると、今から14年前。
この14年間の中で、どれほど那覇が変化しているのか。

古かった農連市場も14年も経てば新しくなっていて、
国際通り入り口に目立っていたおきなわ屋も、
現代風といいますか、以前ほど目立たなくなっていたり…。

平和通りなどでお店をしているおばあちゃんに話を聞くと
「短い間にどんどん変わってきちゃってねぇ。
 たくさんの思い出があるから、
 こんなに早いスピードで那覇が変わっちゃうと、
 なんだか自分の居場所が小さくなったような。
 変わることは悪いことばかりじゃないけどね。ウフフ。」
と、どこか寂しそうな笑顔でした。

隣のお店にいたおばあちゃんも、会話に入ってきて、
「最近はお土産店ばっかりさぁ。
 お土産も大事だけど、お土産以外でも沖縄を感じて欲しい。
 平和通りの裏道に入れば、私たちみたいな美人さんが、
 美味しいかき氷とかケーキとか売ってるのにねぇ!」
こんな元気なおばあ達との会話しながら、
観光客や、那覇に住む学生にもインスタ映えのカフェだけじゃなくて、
沖縄のおばあから、沖縄の魅力を感じて欲しいなとも思いました。

そのおばあちゃんと一緒に、
昔の国際通りなどの写真を見ると、
「すごく懐かしいねぇ。ここではこういう風に働いててね…」
などと、今とは違った人の働き方などを教えてくれて、
自然と会話がたくさんできて、
いまとむかしを知るきっかけとなりいい時間になりました。

おばあちゃんやおじいちゃんがいる家族には、
ぜひこの「涙そうそう」という映画を観て欲しいです。

この映画を見ることで、
今の沖縄と、14年前の沖縄をつなぐことができ、
今の那覇に住む若者と昔の那覇をよく知るおばあちゃん達を、
つなぐきっかけになると思います。

気になった方はぜひ!

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事